広島地域IPv6推進委員会では、本格的な普及が進むIPv6について、その技術的課題の検討を行うとともに、広島地域においてIPv6が確実かつ円滑に利用できることを実証し、その導入および普及を推進することを目的に活動しています。
今回のセミナーでは、IPv6を核とした技術と運用、教育、そして地域コミュニティとの連携について考えます。
第1部では、東京大学の江崎浩先生より「IPv6を取り巻く状況の変化と今後について」をテーマに、包括的なご講演をいただきます。第2部では、飛島建設株式会社の勝部様より、建設現場における低軌道衛星とIPv6を活用した先進的な取り組みをご紹介いただきます。第3部では、地域に根差した人材育成の視点から、「これから必要になるネットワーク技術者の育成とは?」をテーマに、本委員会がこれまで実施してきたIPv6勉強会の成果と今後の課題を共有し、参加者の皆様とともに今後の展望を考える機会といたします。
本セミナーは、大学生・大学院生、製品やサービスを開発している技術者・研究者、SE・SIをはじめ、IPv6に関心のある幅広い方々を対象としています。セミナー終了後には懇親会も予定しております。講師の方々もご参加予定ですので、ぜひ現地にてご参加ください。
※今回はオンライン(Zoomミーティング)と会場(対面)によるハイブリッド開催となります。
2025(令和7)年7月4日(金)14:00~16:50(オンライン開場、会場受付開始 13:30~)
・広島大学 東千田キャンパス総合校舎L棟5階 地域連携フロア SENDA LAB
・オンライン(Zoomミーティング)
無料
ネットワーク製品(ハード、ソフト)やサービスの開発者、研究者、及び提供者
上記に限らず、広くIPv6に興味のある方
13:30 開場
14:00~14:05 開会挨拶
14:05~14:55 第1部 地球を感じて、考え、動こう!
~ 喧嘩しないためのCONNECTED ~
東京大学大学院 情報理工学系研究科 江崎 浩 氏
14:55~15:00 休憩(切り替え)
15:00~15:50 第2部 これからの社会を支えるネットワーク人材の育成とは?
ショートプレゼンテーション(IPv6勉強会体験記)
・近堂 徹 氏 (広島大学情報メディア教育研究センター)
・手島 悠斗 氏(広島市立大学院情報科学研究科)
・土居すみれ 氏(広島大学大学院先進理工系科学研究科)
オープンディスカッション
・土本 康生 氏 (叡啓大学)モデレーター
15:50~16:00 休憩(切り替え)
16:00~16:50 第3部 建設DXを支える次世代ネットワークインフラの可能性
- 山間部の建設現場におけるStarlink導入とIPv6リナンバリング対応の検証事例報告 -
飛島建設株式会社 技術研究所 研究開発グループ 生産システム研究室 勝部峻太郎 氏
※セミナー終了後、懇親会の実施を予定しております。
下記Webページ(Googleフォーム)にて事前申し込みをお願いします。
申し込みはこちらからお願いいたします。
※会場の定員は50名程度を予定しております。定員に達した場合は会場直接参加の申し込みは終了させていただきます。
※ご登録されたメールアドレスへセミナー参加方法などの詳細をお送りいたします。
※ご提供いただいた個人情報は以下の目的以外では使用・提供いたしません。また、申し込みサイトに保存された情報はセミナー終了後速やかに削除いたします。
・セミナーの申し込み内容確認
・今後のセミナー案内等のお知らせ
江崎 浩 氏
1987年 九州大学 工学部電子工学科 修士課程 了。
同年4月 (株)東芝 入社。1990年より2年間 米国ニュージャージ州 ベルコア社、
1994年より2年間 米国ニューヨーク市 コロンビア大学にて客員研究員。
1994年ラベルスイッチ技術のもととなるセルスイッチルータ技術を IETFに提案し、
その後、セルスイッチルータの研究・開発・マーケティングに従事。
1998年10月より東京大学 大型計算機センター助教授、2001年4月より東京大学
情報理工学系研究科 助教授。2005年4月より現職(東京大学 情報理工学系研究科 教授)
WIDEプロジェクト代表。 MPLS-JAPAN代表、IPv6普及・高度化推進協議会専務理事、
JPNIC(日本ネットワークインフォメーションセンター)副理事長、ISOC(Internet Society)理事
(Board of Trustee)、東大グリーンICTプロジェクト代表、日本データセンター協会 理事/運営委員会委員長。
工学博士(東京大学)。
勝部 峻太郎 氏
2019年 飛島建設 入社
以降、土木・建築分野へのICT応用のための研究開発業務に従事。
特に、ドローン・ネットワーク・三次元計測技術などを用い、建設現場の生産性・安全性の向上に取り組んでいる。