広島地域IPv6推進委員会は,本格的な普及が進むIPv6の技術的課題を検討するとともに,広島地域においてIPv6の利用が確実かつ円滑に行えることを実証し,IPv6の導入及び普及を推進することを目的とした活動を行っています。
近年,スターリンクに代表される低軌道衛星通信や,ローカル5Gなど,次世代無線通信インフラの利活用が着実に進んでいます。特に広大なエリアをカバーするNTN(非地上系ネットワーク)や自営によるメリットを活かしたローカル5Gでは,これまでのネットワークでは実現が困難だった新たなIoTユースケースを可能にし,ビジネスモデルの革新をもたらすことが期待されています。
これらの新しい無線通信インフラにおいて,膨大な数のIoTデバイスの接続やクラウドサービスとの連携を見据えた際,グローバルでシームレスな通信を実現するIPv6の重要性は一層高まっているといえます。そこで今回のセミナーでは,次世代無線通信インフラおよびクラウドサービスにおけるIPv6の具体的な活用例を中心に,3名の講師の方にご講演いただきます。
本セミナーは,製品やサービスの開発に携わる技術者や研究者,SE・SIをはじめ,IPv6やネットワーク技術に興味をお持ちの方々を対象としています。また,セミナー終了後には懇親会を予定しております。講師の方々も参加予定ですので,ぜひご参加ください。
※今回はオンライン(Zoomミーティング)と会場(対面)によるハイブリッド開催となります。
2025(令和7)年2月21日(金)14:00~16:50(オンライン開場、会場受付開始 13:30~)
・オンライン(Zoomミーティング)
無料
ネットワーク製品(ハード、ソフト)やサービスの開発者、研究者、及び提供者
上記に限らず、広くIPv6に興味のある方
13:30 開場
14:00~14:05 開会挨拶
14:05~14:55 第1部 Starlinkが提供するIPv6ネットワークと活用事例の紹介
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)谷口 崇 氏
14:55~15:00 休憩(切り替え)
15:00~15:50 第2部 大阪大学におけるローカル5G環境へのIPv6導入
大阪大学 大平 健司 氏
15:50~16:00 休憩(切り替え)
16:00~16:50 第3部 クラウドにおける IPv6 サービスの実際(Google Cloudの例)
グーグル・クラウド・ジャパン 合同会社 有賀 征爾 氏
※セミナー終了後、懇親会の実施を予定しております。(会費 一般:6,000円 学生:2,000円)
下記Webページ(Googleフォーム)にて事前申し込みをお願いします。
申し込みは終了いたしました。
※会場の定員は80名程度を予定しております。定員に達した場合は会場直接参加の申し込みは終了させていただきます。
※ご登録されたメールアドレスへセミナー参加方法などの詳細をお送りいたします。
※ご提供いただいた個人情報は以下の目的以外では使用・提供いたしません。また、申し込みサイトに保存された情報はセミナー終了後速やかに削除いたします。
・セミナーの申し込み内容確認
・今後のセミナー案内等のお知らせ
谷口 崇 氏
1995年IIJに入社、個人向けサービスIIJ4U・IIJmioのインフラを担当。
2006年からエンタメ・ゲーム業界に出向しコンシューマ向けサービスの提供に従事。
2022年帰任後は宇宙志向、Starlinkの調査・普及活動を勝手に取り組んでいます。
大平 健司 氏
大阪大学 情報推進本部 准教授。
2007年 京都大学 大学院情報学研究科 博士後期課程 単位取得退学。
2010年 博士(情報学)の学位を京都大学より取得。
京都大学・名古屋大学・奈良先端科学技術大学院大学での特定・特任助教を経て、2015年より徳島大学講師、
2019年より大阪大学講師。2021年より現職。
経路制御、アクセス制御、情報セキュリティ、情報システム運用管理などを研究対象領域としている。
有賀 征爾 氏
通信事業者にて国際インターネットバックボーンの設計・構築に携わった後、クラウド事業者にて技術サポートをおこなう。
現在は Google Cloud でカスタマーエンジニア(ネットワーク プロダクト担当) として、日々お客さまの技術的な課題の解決と、
より良いアーキテクチャのご提案をおこなう。