広島地域IPv6推進委員会は,本格的に普及が進むIPv6の技術的課題を検討するとともに,広島地域においてIPv6の利用が確実かつ円滑に行なえることを実証し、IPv6の導入及び普及を推進することを目的した活動を行っています。
近年,IoT(Internet of Things)やモバイル通信,クラウドサービスなどで,IPv6は「当たり前の技術」として使われるようになってきています。ネットワークエンジニアや運用管理者,あるいはそれらを目指す学生の皆さんにとって,IPv6を含むネットワークの基礎知識を身につけることは非常に重要です。
そこで今年度も,広島地域の若手研究者・技術者を主な対象に,IPv6技術を学ぶための定期勉強会を開催いたします。昨年度までの受講生からの声を踏まえ,今年度はハンズオン(IPv6-Mostly Networkの構築と運用体験)も含めて,11月から3月までの期間で実施いたします。また,一般社団法人日本ネットワーク技術者協会が主催するIPv6基礎検定試験の受験支援も行います。
ぜひ積極的なご参加をお願いいたします。
実施期間
2025(令和7)年11月下旬から2026(令和8)年2月頃までの半年間
第1回(オリエンテーション,オンライン):11月中旬
毎月1〜2回,平日夕方に2〜3時間程度の勉強会(原則オンライン)
毎回の参加が必須ですが,業務等で参加できない回は後日録画等で視聴可能とします
2月下旬〜3月上旬に対面でのハンズオン(広島市内,半日を予定)を実施
支援内容
IPv6勉強会に必要な書籍(小川晃通 著, プロフェッショナルIPv6 第2版, ラムダノート)を配布します
IPv6基礎検定受験に必要な費用を負担します(※ 勉強会終了後,2026年5月までの受験に限り,原則1回)
IPv6基礎検定:一般社団法人日本ネットワーク技術者協会が主催する検定試験(https://network-engineer.jp/ipv6basic)
対象者
広島県内の大学生・大学院生で所属大学の指導教員の推薦を受けた者(一組織につき最大2名程度)
IPv6推進委員会の会員組織から推薦を受けた者(一組織につき最大2名程度)
※ 各組織の制限について緩和いたしました。積極的なご応募をお待ちしています(10/20追記)
応募条件
ネットワーク(TCP/IP)に関する基礎的な知識を有していること
情報処理推進機構が実施する「基本情報処理技術者」程度の資格を有することが望ましい
Linuxの基本操作を理解していることが望ましい
最終的にIPv6基礎検定を受験する意思があること
本委員会が主催するセミナー等に積極的にご参加いただけること
10名程度
※ 応募者多数の場合,会員組織の方からの参加を優先に人数調整をさせて頂く場合があります
2025年10月31日(金)
無料
秋山 剛志(広島市立大学)
横尾 和真(広島大学)
近堂 徹(広島大学)
応募者本人に関して照会可能な方(推薦者)をご入力ください(指導教員等)
※ 照会可能な方には事前にご承諾をとって頂くようお願いいたします
応募フォームからお申し込みが難しい方は下記問い合わせ先までご連絡ください